よくわかるインプラント 東京の必要性
「アドバイスが守られているかどうか、食事、家具の配置、掃除の仕方を毎月レポートにまとめて提出するんですよ。
厳しいけれど、前の病院と違って具体的な治療法と一貫した生活指導は納得できたし、目的をもって取り組めるので安心できました。
何よりもうれしかったのは、症状がよくなったこと。
食事の制限は残るものの、外見は普通の子どもと変わらないほどで、幼稚園にも支障なく通えるようになったんです」しかし、徹底した掃除を続けるのは並大抵ではない。
カーペットの水ぶきだけで、毎日二時間はかかる。
ジーンズの膝に穴が開き、膝の皮膚が黒ずむほど。
一年たたずにカーペットの表面はすり切れてしまい、見かねたTさんは床をフローリングに替えた。
「こんなに努力しても、通うたびに叱られるんです。
『治りが遅い』と。
症状が軽くなったので卵や牛乳を試してみると、たちまち唇が腫れてしまう。
すると『母親の努力が足りない』とまた厳しく叱られる。
こんなことを繰り返すうちに、子どもがボリボリ体をかくと『かくな』と私が怒るようになったんです。
かき傷をお医者さんに見られるとまた叱られるからで、親子でキリキリした、神経のカサつく毎日でしたね」そんな状況を一変させたのが、妊娠。
医者は「アトピー治療と育児は両立できない。
妊婦になれば掃除は徹底できないから、完治はむずかしい。
掃除ができないのならば、もう治療はしない」と言い放ったという。
「彼女は精神的にまいっていたし、別の治療に切り替える時期だと思っていました。
いい潮時でしたね」とTさん。
こうして二年近く続けた治療にピリオドが打たれた。
その後も何人かの医者へ通った。
たいてい聞かれるのが「前はどんな治療でしたか?」「前の医院の話をすると、『そんな薬をつけてもダメだよ』と言うんです。
でも、じゃあ、いままでよかれと思ってやってきたことはどうなるんでしょう。
その薬がどうよくないのですか?と聞いても、はっきり説明しないお医者さんが多かったですね」いまだに納得できる治療には出会っていないという。
それでも、子どもの年齢に応じて対処療法をしっかりやってきたので症状は落ち着き、卵と牛乳はダメでも日常生活に支障のない程度になった。
一九九四年に小学校に入学し、毎日元気に通っている。
「いまは掃除もほどほどにやって、精神的にいい状態であればいいかと思うようになりました。
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